How to cultivate students’
“Communication ability”?
「コミュニケーション英語」が「英語コミュニケーション」に名前を変えて2年目。 カリキュラムが変わり、高等学校でも観点別評価が始まった。 自分の授業がどう変わったかと聞かれると、まださほど変わってはいない。 新出単語の導入、本文の読み、内容理解と文法解説。 定期考査は観点別に問題を分けて点数が表記されているが、問題形式は以前のままである。
「英語コミュニケーション」の授業で期待されているのは、これまで以上に生徒が英語で自分のことを表現し、海外の文化に興味をもって探求していくこと。 そして、教員は高い指導力を有し、これからのグローバル社会で活躍できる人材を育成していくことである。 授業では様々なアクティビティを行い、外国人講師とよりコミュニカティブな授業を実施することが求められている。
ただ、理想ばかり高くても、目の前の生徒の現状に向き合えていなければそれも砂上の楼閣に過ぎない。 生活指導や部活指導に加えた日々の業務に追われ、準備が満足にできないまま授業を行っており、目指す授業とは程遠い授業になってしまっているのではないだろうか。 情報共有する教科会でさえ十分にできていない学校もある。
社会の変化に伴い、英語教育が始まってから行われてきた授業とこれからのグローバル社会で求められている授業では、目指しているところがおそらく違う。 コロナ禍も相まってさらに変化してきている。 多くの教員がそのことを理解し、そのために自己研鑽をしている教員も多い。
しかし、行き詰って一人悩んでいる教員もまた多い。
同じように悩んでいる仲間が語り合い、互いに高め合いながら、目指す方向を定め、日々の授業を改善する機会が増えれば、よりよい授業が発信でき、実践的な「コミュニケーション能力」の育成につながるのではないだろうか。
ここで悩みを語りながら、お互いの授業アイデアを共有しませんか?
Do you want to change yourself?